毒親は精神的に幼稚。
という事実に気づいてから構わないのが一番だという結果に落ち着いた。
なぜなら毒親は子供に情緒的な親代りを求めているから。
子供に幸せになってほしいと思うのが健全な親、
子供に幸せにしてほしいと思っているのが毒親。
経済的に自立するところまで見届けるのが親の役目なのに、
私の場合大学進学がかなわなかった時点で親は役目を放棄した。
子供がやりたい職業があってそのためには進学して資格を取る必要があるなら、
経済的に苦しいのであれば奨学金のことなど寄り添って考えるのが保護者。
でも自分の近くに子供を置いておき、
あわよくば将来介護をしてもらおうなんて考えで大学に行かせない、
地元に就職しろと言った私の親は毒親以外の何者でもないのです。
子供の幸せや自立より、
自分たちが心理的に面倒を見てもらうことが一番で、
子供がその後どうなろうと考えてもいない。
自分さえ面倒みてもらえれば、
その後に子供が苦しもうが死にたくなるくらいの人生を送ろうが、
全く考えていない。(意に介していない)
この事実に氣づくまでとんでもなく時間がかかった。
なぜなら子供の頃から洗脳されているから。
親子関係を他人と比べることなんてあまりないので、
洗脳されていると氣づくのは大変だった。
今は少しづつ心理学が浸透してきたから、
まだキッカケは掴めるかもしれないが、
片田舎ではそんな情報が皆無のところもまだまだある。
だいたい親がそんなことに興味を持つ家は、
そもそも毒親でないか、
そうだったとしても改善しようとしているわけだから、
子供はまだ救われる。
本当に悲惨なのは、
私の親のように、
自分たちの非を絶対に認めず、
産んでやっった、
育ててやったんだから感謝しろ、
親の面倒見るのが当たり前、
なんなら親の面倒見るために育てたくらいに思っている人たち。
そんな親の元に生まれたことは、
本当に悲惨としか言いようがない。
私の親が毒親なことを、
何万回恨み、
神様がいるのかと何度疑ったかしれない。
この苦しみは虐待されて育った人にしか解らないと思う。
守ってくれるはずの親が自分を身体的心理的に傷つける存在だということは、
安全基地がないまま、
ロシアの戦火を逃げ惑う兵隊と同じくらいのPTSDになるらしい。
それを生まれた時から背負っているわけだから、
鬱にならない方がおかしい。
自殺しないで生きていることが奇跡。
腕のいいセラピストに出会えていなければ、
とっくにこの世にいなかったかもしれない。
本当に生きていてくれてありがとう、私。
生きているだけで素晴らしいと言ってあげたい。
よく生き残ってこられました。