原家族が毒親だという悲劇

幼少期から虐待され解離して育った私は、カウンセリングを受けてからもしばらく、その事実を否定して生きてきた。あまりにも辛い事実だったから。解離が溶け事実を事実として認識すると、孤独を感じる。たとえ原家族と一緒にいても、それは見せかけの仲良しであり、心の奥底ではお互いを心から愛する力がないと、こんな薄っぺらい表面を取り繕った関係にしかなれないのかと、虚しさを覚える。私の心の慰めは音楽でありアート。多くのアーティストが表現をアートに求めたように、私はインド音楽を歌っている時が一番幸せを感じることができる。かつて前世があるのかを知りたく、ヨガシャラを訪ねてマイソールまでアシュタンガヨガを習いに行った。私の魂はインドでとても癒された。インド音楽を聴いている時、魂の叫びみたいなものを感じる。